管理人であるにゃがともは、特に日本中を駆け回っている様な仕事をしているわけではなく、四国で細々とやっている零細企業に属しています。
しかし、この度、運良く学会発表と仕事で北海道へ行く機会を得られました。
遠くて、人生で恐らく行くことはないだろうなと思っていた場所へ行けるなんて、人生どうなるか分からないものですねー。
※この記事は、釣りとは関連性の薄い記事です。
地震でブラックアウトした北海道
平成30年9月の地震から1ヶ月が経ち、電気が復旧した今、学会発表で訪れた札幌の街は、いつもと変わらない様子で普段の生活を取り戻しているように見えました。
学会発表後、仕事の関連で道東へ移動。
新千歳空港から女満別空港へ。
同じ自治体を飛行機で移動するなんてさすが北海道ですね!
スケールが違います。
道東へ
道東がどの範囲を示すか正確には分かりませんが、私はオホーツク界に面した網走や知床半島の辺りを訪れました。
道東には、屈斜路湖や摩周湖の様なカルデラ湖や、斜里岳~知床岳に連続する知床半島など、火山によってよってできた地形が連続しており(火山フロントと言う)、北海道の大自然を知ることができました。
北海道、すごくダイナミックだ。
オホーツク海
冬場は流氷がやてくるというオホーツク海。
オホーツク海なんて学校の授業で習っただけで、この目で実際に見るとは思いませんでしたね~。
沿岸のサーフには、竿が無数に出ており、恐らく鮭やカラフトマスを狙ってるようでした。
写真はありませんが、一人で5本から10本の竿を出してずらーと並んでいて、その光景は圧巻でしたね!
また、河口にも人が集結しており、遡上してくる鮭やマスを狙っているようでした(川に入ると釣り禁止)。
鮭やカラフトマスも沿岸では人間に狙われ、やっとの思いで川を遡上すると、クマに襲われ大変ですね(^_^;)
向こうには火山活動によって形成された半島である知床半島が見えます。
鮭類は帰巣本能で、生まれた川に戻ってくるのは有名な話ですよね。
一方で、我々の身近な鮎も川を遡上しますが、生まれた川でなくても遡上するようですし、遡上できずに海をさまよう稚鮎もいるようです。
つまり、鮎は、確か流れや淡水・汽水などを頼りにして遡上するようで、そのため、生まれた河川でなくても遡上するわけです。
鮭類は生まれた河川と他の河川を区別できているようですが、一体何を基に区別しているのでしょうね。
今後、論文でも調べてみようかな。
屈斜路湖(屈斜路カルデラ)
道東といえば火山(?)。
まずは屈斜路湖。
カルデラ湖である屈斜路湖は、火山が大噴火する事で地下のマグマが空になり、地表がドーンと陥没して形成される凹地(カルデラ)に水が溜まってできた湖。
カルデラが形成されたのが3万年前と言われています。
カルデラ内では今も小規模な噴火を続けていて、溶岩ドームが形成されてそこから蒸気がシューシューと出ています。
黄色い物体から蒸気が出ています。
硫黄が濃集したものですね。
真っ黄色で毒々しい。。。
ここまで近づくと、硫黄臭が半端なかったです(^_^;)
そして、やっぱりというか、観光客の7~8割は中国人でしたね。。。
外貨獲得!
アザス!
摩周湖(摩周カルデラ)
摩周湖は、屈斜路湖のすぐそばにあって、こちらもカルデラ湖です。
透明度がバイカル湖次ぐ世界2位ということで有名ですね。
7000年前という比較的最近の火山活動によってできたカルデラ湖で、外輪山と呼ばれるカルデラ壁が今も綺麗に残っていて地形的に素晴らしい景観です。
高い透明度で有名な摩周湖ですが、その昔、マスなどの魚が放たれて定着したため富栄養化が進んでしまい、残念ながら現在では昔ほどの透明度では無いようです。
そして、そのマスを狙って禁止されている釣りを行う釣り人もいるとか。
釣り人はパラダイスを求め行動する習性がありますので気持ちは分からなくはないのですが、研究者でさえも立ち入りは制限されているような場所なので、ちょっとダメですよね。
おわりに
北海道の大自然、やっぱり凄いなと思いました。
また、その土地にはその土地の釣れる魚があって、釣り場の光景も違うなあと改めて感じましたね。
鮭とかカラフトマスとか、一度はやってみたいです!
あと、気温は、10月中旬で10℃前後だったのですが、四国では12月並の気候でしたね。
やっぱり寒かったです(^_^;)
コメント
良いですねー羨ましい!
北海道は食事も美味いし最高です!
鮭は私の中で釣りたい魚なんで
いつか行動に移したいと
思ってまする(笑)
Nobさん
コメントありがとうございます^_^
本当、北海道はとても魅力的な土地でした。
鮭はやはり惹きつけられるものがありますよね!
是非、行動に移しちゃって下さい!
夜はテント張ってキャンプしながら鮭料理とか最高すぎます(笑)