にゃがともです。
最近、1台のリールを購入した。
18イグジスト4000CXH
高額な現行モデルの22イグジストには手が届かないので、割安感のある旧モデルを入手。
中古だと4万円位。
中古リールとしては十分高いが、22イグジストがあの価格なので半額以下でフラッグシップが手に入ると考えると、かなり割安に感じてしまう。
人間の感覚とは恐ろしい。。。
今年リールを買うなら、絶対に24セルテートだろと思うかもしれないが、性能を考えるとウェーディングのシーバス釣りにおける最適解はイグジストだと思っている。
ウェーディングのシーバス釣りにおける問題点
にゃがともは、今までウェーディングの釣りで17モアザン、13セルテート、20ルビアス等を使ってきた。
しかし、どうしても塩ガミなのか、巻き心地の低下が早いと感じている。
特にディープウェーディングをしながらランディング等でガチャガチャやっていると、知らぬ間にリールを水没させていたりするので、これが大きな原因となっていると思われる。
近年、セルテートやエアリティ、ルビアスなどのLTモデルであれば、気密性の高いモノコックボディ+ピニオンギア部のマグシールドのおかげで、大幅に防水性は高まっている。
しかし、リールが水没してしまうと、わずかではあるもののボディ内部が浸水してしまう。
その結果、塩ガミ等が生じて巻き心地の低下が早まってしまうと思われる。
イグジストが持つ高い防水性
これらのリールがボディ内部へ浸水してしまう原因は、ドライブギア周辺にある。
イグジスト以外の汎用リールのここの防水対策はゴムパッキンのみである。
そのため、ドライブギアのボールベアリング等に塩ガミが発生するのだと思う。
対して、イグジストのドライブギア周辺はソルティガと同様にマグシールドBB。
多少リールを水没させてしまったとしても、ボディ内部やベアリング内部へ侵入し難い構造である。
ダイワの動画でイグジストを水没させても浸水しないテスト動画がある。
水圧が掛かってしまえばイグジストであっても浸水するだろうが、この動画のように水圧のかからない深さ10㎝位に漬け込んだ程度であれば問題ないのだろう。
このように、ダイワはイグジストとそれ以外で明確に防水性能に差を設けている。
つまり、例えエアリティやセルテートといった5万円位する高額リールであっても、防水性能に関してはモノコックボディの最低ラインである2万円のカルディアと構造は全く同じなのである。
確か、16セルテートのドライブギアにはイグジストと同じマグシールドBBが入っていたように思うが、2019年にLTコンセプト化して以来、何故かゴムパッキンにグレードダウンしている。
これは、イグジストに最も高い防水性能を与え優位性を出すために、あえて外したのかもしれない。
イグジストはウェーディングシーバスに最適
以上のように、リールが水没する可能性のあるウェーディングシーバスにおいては、リールに高い防水性能が求められる。
そして、そのようなシーンに適しているのは、高い防水性能を持つ18イグジストと22イグジストであるというのがにゃがともの現時点での結論である。
にゃがともはシーバスを始めて6年くらいの中級者であるが、とうとうこのリールまで辿り着いてしまったかという感じである。
で、その18イグジスト、
スプールを22イグジストに交換した。
交換した理由は、デザインが良いのもあるが、ドラグ音が大きくて心地よいからである。
これは23エアリティの発売時にダイワのレンタルキャンペーンで半年間使わせてもらった際に感じた事だが、エアドライブデザインになってからドラグ音は抜群に良くなっている。
後はハンドルも60mmから55mmに変更した。
これもエアリティ4000XHをレンタルした際に実感したのだが、大口径ギアが入るモノコックボディ+60mmハンドルという組み合わせは巻きパワーが強すぎる。
その結果、巻き感度がかなり低下しており、ナイトゲームのドリフトの釣りで最も重要な[水流の変化]や[ルアーの動き]を全く感じられず、残念ながら使えなかった。
巻き感度を重視するなら、今でも2017年以前のリアルフォー機が断然良い。
なので、モノコックボディの場合、リールのハンドル長さは50〜55mmがおすすめである。
ただし、巻きはやや重くなるので、そこは許容しないといけない。
巻き心地も十分に良い。
22イグジストのエアドライブローターはデザインが良く惹かれるが、性能という意味では18でも十分である。
後は、しばらくウェーディング使い込み、巻き心地にどう変化がでるかである。
これから検証してみて、そのうち長期間使用時の防水性能をレビューできればと思う。
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