シーバスにおける春のメインベイトと言えばハクや稚鮎といったマイクロベイトですよね。
場所や地域によっては、これらが強いベイトパターンになる場所もありますけど、自分のエリアがそれに該当するかどうかが問題かと思います。
3月はシーバスを狙っていたのですが、何回か釣行を繰り返すうちにその辺りが身を持って理解できるようになりました。
3月後半の河口はマイクロベイトパターンだと思っていた
3月の昼間に河口や隣接する漁港の様子を見る機会が結構あったのですが、その際にハクなどのマイクロベイトがよく確認できていました。
そのこともあって、私のエリアでもこの時期の河口のメインベイトはマイクロベイトを疑っていました。
そして、前回の釣行ではクロソイやチヌなどが釣れたのですが、小粒なスイッチヒッター65Sに反応が良かったんです。
65㎜と小さいサイズのルアーに好反応だったので、マイクロベイトパターンにマッチしていたのかなーと、この時は思っていました。
つまり、河口域でマイクロベイトが目視できて、更にフィッシュイーターが小さなルアーに反応が良いという図式であるため、私はマイクロベイトパターンの可能性が高いと思っていたんです。
今回の釣行でも
こういった背景がある中で、今回も釣行に向かいました。
釣行日は潮も小さく更に夜間が上げ潮の潮周り。
河口でシーバスを狙うには良い条件では無かったので、今回は久しぶりにメバルでもと迷いましたがシーバスを狙う事にしました。
そして、先週と同じように、クロソイがヒット!
やはりルアーはスイッチヒッター65S。
まあ、一番長く投げているという事もありあすが(;・∀・)
で、この日はよーく水面を観察していると、クロソイがライズしてるんですね。
その光景は、まさしくアミパターン時にライズするメバルそのものであり、メバルとクロソイって似てるんだなーと実感しました。
なので、今回の釣行でも、やはり河口のベイトパターンはアミやハクなどのマイクロベイトだとほぼ確信していたんです。
あ、ちなみに今回もやっぱりシーバスは釣れませんでした(;・∀・)
魚の胃の内容物
今回は、釣れたクロソイを持ち帰ってみました。
それで、胃の内容物はというと、
10センチくらいのベイトフィッシュでした!
消化が進んで魚種は判断できませんが(恐らくイナッコ?)、ハクやアミなどのマイクロベイトは出てきませんでした。。
更に、先週友人が釣ったランカーシーバスなのですが、これも同じく10cm位のサイズのベイトフィッシュが胃の中からでてきたとの事でした。
春だからマイクロベイトパターンとは限らない
以上を考えると、私が釣ったフィッシュイーター達が食べているベイトは、マイクロベイトでは無かったという事になります。
様々な要素からマイクロベイトの可能性が高いと私は判断していましたが、実際には外れていたという事になりますね(;・∀・)
つまり、
春の河口だからといってマイクロベイトを必ず食べているとは限らない
という事がこの1ヶ月で良く分かりました。
やはり、実際に魚の胃の中を調べてみないと分からないものですねー。
決め付けるのは良く無いという事が分かりました。
巨大なハクの群れを目視できてシーバスのライズ祭りが繰り広げられているといった地域では、そのベイトパターンに疑いようがないと思うのですが、そうじゃない地域では様々なパターンを想定する必要がありそうです。
当たり前ですが、そのエリアごとの特徴があって、さらにその中でも局所的なベイトの違いなども考えられるので、このあたりを参考にして、今後の釣行のルアーやポイントのセレクトを考えてみようと思いました。
結局3月はシーバスを釣ることはできなかったんですけど、4月こそはなんとか1本獲りたいものです!
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