2018年現在のメインリールである「17セオリー2510PE-H」ですが、実はハンドルが変わっています。
といってもおしゃれカスタム系のお高いやつではなく、16セルテートの純正ものがついてます。
というのも、普通ではありえないのですが、釣行時に根がかりを外そうと色々やっていた際に、ねじ込みが逆回転していたらしく、ハンドルが取れてしまい紛失。30分ほど捜索しましたが結局見つかりませんでした(泣)。
その後、どうしようと迷い、お金もなかったのでメルカリを探索(笑)
セルテートのハンドル(未使用品)が4,000円で出品されていたので、急いでいたこともありポチる。
ちなみにメーカー取り寄せだと、セオリー純正ハンドル6,300円に対してセルテート純正ハンドルはなんと11,000円!
このプチカスタマイズされた我がセオリーを、
17セオリー 2510PE-H with C(CERTATE)
と命名しましたヽ(´▽`)/。
ハンドルの交換に伴う使用感の変化
まずセオリーとセルテートのハンドルの見た目の違いですが、写真を並べると結構違いますね。
セオリーのハンドルは極細使用になっています(LTコンセプトの18フリームスや18カルディアと同じだと思います)。
ダイワHPより引用
そして、セルテートのハンドルをセオリーに装着してみた感想はこちら。
・セルテートゴツい(笑)
・巻きの剛性感、安定感が格段にアップした
・やや巻きが重くなった
剛性感や安定感といった感覚は、ハンドルの太さも関連していると思われます。
リーリングの負荷によって弾性体であるハンドルは本当にごく微量ですが歪みますので、ハンドルが太くなったことで歪みが抑えられてしっかりとした巻き感が得られているのだと思います。
次に、多少の巻きの重さはハンドルの重量が寄与していると思われ、これは好みの問題であり良し悪しではないと思います(シルキーさとも言われたりするものでしょうか)。
しかし、ハンドルひとつでこんなにも巻き感が変わるものかと驚き大変勉強になりました。
私は、セルテートハンドルの方が好みですかね(なら最初からセルテート買っとけよっていう話)。
ハンドル付け替えによる重量の変化
さて、セルテートのハンドルを取り付け剛性が増した我がセオリーですが、ではどの程度重量が増加したのでしょうか。
セオリーの重量はネット検索結果、セルテートの重量はネットでヒットしませんでしたので、自前で計測しました。
17セオリー2510PE-Hのハンドル重量・・・18g(55㎜、T型ノブ含む)
16セルテート2510PE-Hのハンドル重量・・・25g(55㎜、T型ノブ含む)
結果、7gの重量差がある事が明らかになりました。ハンドル単体でみるとかなり違いますね(約1.4倍)。
17セオリー2510PE-Hの純正の重量が190gですから、7g足して197gとなります。
それでもルビアスより軽い訳ですから、何も問題はないと考えます(使用感としては十分に軽いと言える)。
まとめと感想
今回、予期せぬハンドルの紛失によってセルテートのハンドルに変えてみましたが、剛性感と安定感が格段にアップし、ハンドルでこんなに巻き感に変化があるのかと大変驚き勉強になりました。
ハンドルを細く軽量にすることは、剛性や安定性を失いますが、代わりに巻きの軽さに寄与していると思われます。
軽い巻き心地が好きな方は軽いハンドルが良いと思いますし、ライトゲームなどには特に向いていると思います。
一方で、シーバスなどの中・大型の魚に対しては多少の剛性が欲しい所ですので、ハンドルは太いほうが良いのかもしれません(もちろん強度的には大丈夫で折れたりすることはないと思いますが)。
リールの部品の中でもハンドルはあまり気にする箇所ではなかったのですが、今回の件で意外とリーリングに影響を与える部品だと気づかせてもらい良い経験になりました。