河口エリアで夏を告げる魚。
それが、
ダツ!
シーバスを狙っていると高確率でバイトしてくるため、一瞬テンションが上がりますが、ダツとわかると熱が一気に冷めてしまします。
しかし、夏の釣れない時期に遊んでくれる有難い魚です。
ダツとは
英名でガーフィッシュ。
口が固くとんがっており、鋭い牙を持っています。
サヨリを大きくしたような風貌ですが、実に獰猛で積極的に餌を追っています。
また、光に向かって突っ込んでくる習性があり、漁師などに人間に突き刺さる事故も起きている危険な魚です。
ダツの時期
ダツは夏~秋にかけて河口エリアに入ってきます。
また、磯や漁港でも釣れるようです。
ダツの釣り方
ダツは基本的に表層にいる魚です。
なので、トップやフローティングミノーなどの表層系のルアーに反応が良いです。
モワンと引き波を立てる事も多く、
アタリの感触はとても固く、カンカンといったアタリです。
口が硬いことから、フッキングはよくありませんが、バイト時に体をくねらせる事が多いのか、胴体へのスレがかりが頻繁に起きます。
下の写真もスレ掛かりの写真ですが、尻尾付近にフックがかかっています。
ダツのポイント
ダツは様々なところにいますが、例えば、潮目などの潮流が変化する場所には高確率で付いています。
また、橋脚にも結構付いている事があります。
つまり、河口シーバスを狙うようなポイントには高確率でいるということになります。
また、条件が良さそうなポイントにダツがいるとシーバスはいないことが多いですね。
シーバスは結構臆病な魚で、ダツなどが幅を利かせている所だとポイントを追われてしまうのだと思います。
なので、シーバス狙いでダツが釣れた場合は、ポイントの移動を検討しましょう。
河川にも遡上する
実はダツは上げ潮に乗って河川にも侵入してきます。
恐らく、潮が影響するエリアまでは遡上すると思われます。
私は、河口から8kmほど上流部で釣れたことがあります。
また、5kmほど上流の干潮時の淡水化したポイントでも群れが居着いており、数釣りをしたことがありますので、シーバスやチヌと同様に汽水や淡水にも強い魚と言えそうです。
ダツシーズンはリーダーを太目に
ダツは鋭い牙を持っていることから、リーダーが直ぐにダメージを受けていまします。
最悪ラインブレイクもありえますので、外道でダツが釣れる場所などではリーダーは太目に設定したほうが良いでしょう。
まとめ
夏の河口エリアで幅を効かせているダツ。
シーバス狙いで高確率で釣れてしまう外道のだ代表格ですが、トップで釣ることが可能でデーゲームでのエキサイティングな釣りを楽しめます。
高水温で、シーバスの活性が下がり、釣果に恵まれない時のボウズ逃れとしても重宝します。
何度もヒットすると鬱陶しくなりますが(^_^;)
専門で狙っているアングラーはいないと思いますが、ほどほどに連れますので、ゲームフィッシュとしては楽しめる魚だと思います。
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