ルアーケースとフックの管理について

フィッシングギヤ
この記事は約5分で読めます。

ルアーを収納するルアーケース(ルアーボックス)。

世の中には様々なタイプや収納方法があって、皆さんそれぞれ自分に合ったケースや収納方法をお持ちだと思います。

 

ここでは、私が主にシーバスで使っているルアーケースやフックの管理方法について記事にしてみました。

 

フックの管理について

まずはじめに、ルアーケースにルアーを収納している時のフックの状態ですが、

  1. 何もしない
  2. フックカバー
  3. ゴム止め

くらいが一般的じゃないでしょうか。

 

何もしない状態だと、フック同士が絡むのでガチャガチャッ!とルアーを振って分離させて取り出す感じですよね。

でも、たまに他のルアーのアイやスプリットリングの中にフックがピンポイントに入ったりして、振ってもルアーが取れなくて凄くストレスだったりします(^_^;)

よくプロがガチャガチャっと簡単にルアーを取り出す映像を目にしますが、あれは編集で上手くいった時のみを載せていると思われます(笑)

 

それで、

これらのフック絡みに対する対策の一つとしては、フックカバーを取り付ける事だと思います。

これならフック同士が絡まることがありませんよね。

しかし、これにも少し問題があって、

フックカバーをすると非常にかさばるんです。

つまり、

ルアーケースの収納力が大きく低下する

という事です。

 

特に#4以上のフックカバーだと非常に大きいので、顕著に分かります。

ルアーがケースに多く収納できなくなってしまうのでストレスになったりしますね(^_^;)

 

次に、もう一つのフック対策がゴム留めです。

これも有名ですね。

これだと、フックカバーのようにケース内でかさばる事も無いですし、何もしない状態よりはフック絡みが少なくなります

ルアーの使用時には輪ゴムを手首やロッドエンドにでも巻いておけば良いので、慣れればそんなに時間は掛からないと思います。

 

上記のルアーケース内でのフック対策をまとめると

  1. 何もしない・・・フックが絡まり放題。
  2. フックカバー・・・フック絡みが最も少ないが、かさばるのでルアーケースの収納力が低下する。
  3. ゴム留め・・・多少フックが絡まるが、スペースを圧迫しない。

 

以上を考えると、ルアーケース内のフックの管理は、収納力を低下させること無くフック絡みを抑制することができるゴム留めがベストかなーと個人的には思っています。

 

ルアーケース

ルアーケースの種類

シーバスなどにおいて、バッグやライジャケに収納するルアーケースは大きく分けて2種類に区分されると思います。

 

1つ目はVS-3010マルチに代表されるような一般的なBOX。

これは、仕切りを自分の好みで設定できるので、ルアーサイズに合わせた仕切りを設定できます。

また、仕切りがT字タイプの物を使われている方も多いのではないでしょうか。

これらの欠点は、ルアーをそのまま入れるとガチャガチャになってしまう事ですかね。

 

2つ目はリーバーシブルのBOX。

裏表両面のセパレートされた空間にルアーを一個づつ収納していくタイプですね。

このタイプの最大の利点は、ルアー同士が干渉しないのでフック同士が絡まない事。

なので、前述したフックのゴム留めなども必要ありません。

更にこのBOXの良い所は、針先がどこにも当たらないように収納できるので、針先が守られるという部分です。

 

収納力

VS-3010マルチタイプとリバーシブルタイプについて、収納力の違いを確認してみました。

 

まずはVS-3010マルチとほぼ同サイズであるリバーシブル120にミノーを入るだけ入れてみます。

12cmサイズ・・・6個

10~11cmサイズ・・・4個

の計10個のルアーを入れてみました(リバーシブル120は最大で12cmクラスのルアーが10個収納可能)。

 

次にこれらのルアーをVS-3010タイプのT字型BOXに移し替えてみます。

すると、こんな感じで左のスペースだけで全てが収まりました。

 

なので、空いた右のスペースに10cm以下のルアーを4つくらい追加可能です。

 

このように、ルアーの収納力に関しては、VS-3010マルチタイプの方が沢山のルアーを収納可能となっています。

 

フックの管理とルアーケースに関するまとめ

以上をまとめると、

・ルアーケース内のフックの管理については、総合的に考えるとゴム留めが良い。

・VS-3010マルチは、リバーシブル120よりも収納力が高い。

・リバーシブル120は、VS-3010マルチと比べて収納力に劣るが、フックの管理には適している。

となります。

 

これらを考えると、ルアーケースは以下のような使い分けが適しているのかなと個人的には思っています。

・釣行に持ち運ぶルアーが少ない・・・フック管理が不要なリバーシブルタイプ

・沢山のルアーを釣行に連れて行く・・・VS-3010マルチタイプでフックをゴム留め

 

私は、以前はリバーシブルタイプを愛用していましたが、ルアーが増えるに従って収納力不足や汎用性に欠けることが気になったので、現在はVS-3010マルチにフックはゴム留めに落ち着いた感があります。

最も一般的な方法に帰結した感じですかね(;・∀・)

 

しかし、ルアーケース一つにしても、どのタイプが快適に釣りができるか等を色々と試行錯誤していく過程も楽しいものですね(´∀`)

 

コメント

  1. にゃがともさんこんにちはー
    ワタクシは持っていくルアーは10センチまでの大きさが主体でフックカバー派なのですが、たしかに収納にかさばるのと、ルアー交換の際カバーを外すわずらわしさがあります
    輪ゴムもしたことあるんですが、しばらく放ったらかしにしておくとゴムが溶けてケース内が大変なことになったりして未だに正解がわからないまま・・ にゃがさんの記事 なるほどーと大変参考になりました

    • くりごろうさん。
      こんばんはー!コメントありがとうございます!

      当たり前の事しか書いてなくてすみません(笑)
      確かに小さめのフックなら、フックカバーはまだマシですよね!
      くりごろうさんがよく使われているようなVJなどはゴム止めし難いですしね(^◇^;)
      私の場合はナイトゲーム主体なので輪ゴムが溶けたりしないのですが、夏場のデイゲームで二軍ボックスを車内に保管してる場合などには、高温になってかなり危険ですね(^◇^;)
      調べてみると、劣化しにくいシリコンバンドという物があるみたいなのでちょっと気になります!

      • あっ、モビロンバンドという輪ゴムみたいなのが熱にも強くて良いみたいですね!
        たまに新品のルアーのフックにも巻いてあるきしめん状のやつです!