私はシーバス釣りにおいて、基本的にウェーディングをしません。
理由はエイが怖いからです(笑)
しかし、夏場の暑い時期に限っては、暑さを駕ぐ目的でウェットウェーディングスタイルで釣りをしています。
夏場の暑い時期に、非常に手軽に涼しくウェーディングを楽しめますので、オススメです。
ウェットウェーディングとは
http://lpresents.com
通常のウェーディングは、完全防水のウェーダーを着て、干潟や河川に入るスタイルですが、最大の欠点は非常に暑い事。
夏場のウェーディングはまさに修行です。
そこで、夏場の暑い時期のウェーディングスタイルとして、ウェットウェーディングというスタイルが存在しています。
ウェットウェーディングは、トラウトの渓流釣りに端を発したスタイルで、防水性のない透水性ウェアで浸水しながら渓流に入り、沢を釣りながら登っていきます。
夏場は、渓流の冷たい水に浸かるため、とても気持ちよさそうですね。
私は、これをシーバス釣りに簡易的に応用しています。
基本スタイル
私がシーバスゲームのウェットウェーディング用に使用しているウェアは、基本的に浸かる部分(下半身)のみで、
・速乾性のハーフパンツ
・ウェットボトム(インナータイツ)
・ウェットソックス
・滑らないシューズ
の4点です。
以上4点を安いものを探せば、1万円前後で足りる場合もあるのではないでしょうか。
本来の渓流でのウェットウェーディングでは、沢上りをするため、足の保温・保護用にゲーターと呼ばれるネオプレン素材の保護具をインナータイツの上に取り付けますが、シーバス釣りにおいては不要と判断して用意していません。
暑さ対策としてのウェットウェーディングなので、簡単な装備で済ませています。
家で着替えてそのまま車で釣り場まで移動、すぐに入水できますし、帰りの車でも座席にシートを敷けば車は濡れませんので非常に手軽で、涼しく釣りができます。
ハーフパンツ
服装は、夏ということもあり、無駄に濡れるウェアを減らすためにもハーフパンツがオススメです。
速乾性のものが適していると思います。
ウェットボトム
ハーフパンツのインナーとして、ウェットボトムと呼ばれる速乾性のタイツを履きます。
ウェットソックス
ソックスはネオプレンのウェットソックスを使用します。
シューズ
基本的に本格的なウェーディングではありませんので、シューズに求められる機能は滑らない事だけです。
なので、ウェーディング専用のものでない安いもので全然大丈夫です。
靴底には、フェルト、フェルトスパイク、スパイクなどの種類があり、ウェーディングしたい場所に適切な靴底を選びましょう。
【フェルトシューズ】
【フェルトスパイクシューズ】
【スパイクシューズ】
基本は暑さ対策
今回紹介したシーバス用のウェットウェーディングは、暑さ対策としてのウェーディングです。
足を冷やす事で、体温の上昇を防ぎ、特に夏場のデーゲームなどでは熱中症対策にも効果的だと思います。
ナイトゲームにおいても、近年の夏は熱帯夜が続きますので快適に釣りができるようになると思います。
ここでの注意点は、このスタイルは、干潟や河口でのエイ対策などは全く対応できていません。
なので、立ち込むとしても、ひざ下程度のボトムが確認できる水深に留めておくのが安全だと思います。
それ以上を求めるならば、エイガードなどのそれ相応の安全装備が必要ですね。
以上から、ウェットウェーディングはどちらかかといえば、リバーシーバスに向いたスタイルなのかなと思います。
まとめ
ウェットウェーディングは、猛暑の中での釣りをするための暑さ対策に非常に効果的なスタイルです。
また、敷居も低く、コスト的にも手軽に始められるのでオススメですね。
ただし、非常に軽装なので、安全面には十分に注意が必要で、立込む深さは膝下くらいまでにしておいた方が良いでしょう。
夏はもうすぐですので、暑さ対策の準備をして夏場のシーバスゲームを楽しみましょう。
コメント