台風後の増水したホーム河川。
前回の釣行ではパターンがハマって爆釣する事が出来ました。
そして、その翌日にも連日の爆釣劇を期待して出撃!
しかし、増水したからといって、いつでもイージーに魚が釣れる程甘く無いと感じる釣行になりました。
前日の爆釣パターン
前日のヒットパターンは、台風の増水によって激流となった河川に生じた流速差の壁。
この流れの境界部に着いたシーバスに激流側からドリフトでアプローチするというものでした。
バイトのほとんどがルアーが激流を抜けた箇所であったので、
激流から淀みに押し出されるのベイトをシーバスは流れの境界部でステイして捕食しているといったイメージでした。
バイトの出方もガツン!といった感じはなく、コツンといった小さいものが多かったので、目の前を通るベイトをパクッと捕食している感じだったんでしょうね。
パターン消滅!
そんな爆釣パターンを経験したので、翌日の釣行も非常に期待していました。
しかし、豪雨後の河川なので水量はどんどん変わっていくだろうし、同じパターンが成立するかは行ってみないと分かりません。
そして現場に到着すると、やはり期待した流れは前日ほど強くなく。。。
時間帯的にそろそろ激流になるかなと期待しましたが、流れは走っているものの淀みとの流速差が顕著ではなく、その境界はグラデーションにような感じで移り変わっていました。
一応、昨日のパターンを試してみますが、中々バイトは無りません。。。
また、前日に聞こえた淀みの中での捕食音もありません。
そして、インレット付近のベイトも心なしか少ない。
昨日と雰囲気が全然違うやないか!!
そう、流速差による壁を利用した前日の爆釣パターンは消滅していました。
それでも、なんとか1本ヒットさせる事に成功!
カゲロウ100Fで70cmの良型をキャッチ!
何とか一矢報いる事ができましたが、後が続きません。
昨日のパターンは諦め、流れの中か?と思い流芯へ向けてキャストを続けましたがノーバイト。
結局、このポイントでの有効な手立てを掴めないまま、この日は1本で終了となりました。
増水パターンが成立する条件はどんどん変わる
増水パターン、凄く面白いなーと思いました。
一日でポイントの雰囲気が一変するんです。
水量の変化によってベイトやシーバスの着き場が目まぐるしく変わっていく。
つまり、前日の爆釣パターンは、水量、潮位、地形等が絶妙にリンクして最高の条件が揃った結果だったという事ですね。
台風後などの増水時は、どこに投げても高活性のシーバスが食ってくるというイージーモードでは決して無いという事です。
むしろ、水量、潮位、地形等を踏まえながらベイトやシーバスの居場所を考えて適切にポイント選定ができなければ、下手すると普段より渋い事もザラだと思います。
また、仮に運良く爆釣できたとしても、その条件や理由が分からなければ、次回の増水時に条件が揃っていないにも関わらず同じポイントに入ってホゲるという結果も当然あると思います。
しかし、逆に言えば適切なポイント選定ができれば、普段よりも釣れる可能性が高いという事。
激濁りでこの激流だとこのポイント、少し水量が落ちてきたからこのポイント、水が回復してきてササ濁り程度ならこのポイント、など変化する自然に臨機応変に対応できるようになれば理想的ですね。
そう考えると、増水時こそ攻略しがいのあるシチュエーションだなとワクワクしますよね(^O^)
目まぐるしく変化する状況に対応できて、魚から反応があったときは最高に楽しいと思います!
そんな柔軟に対応できるアングラーになれればなと感じた今回の釣行でした!
使用タックル
- ロッド:アピア/グランデージSTD.93MH
- リール:ダイワ/14カルディア3000
- ライン:デュエル/スーパーエックスワイヤー8 1.2号
- リーダー:シーガー/フロロマイスター20Lb
- ルアー:カゲロウ124F、カゲロウ100F、クロスウェイク111F など
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