雨による河川の増水は、シーバス釣りにとって良い影響を与える事が多い訳ですが、
晩秋~初冬の冷たい雨となると、川の水温を下げて季節を冬へ進行させるファクターになり悪影響なイメージもあります。
いかんせん経験が少ないため、まだその辺りが全然分かっていません(;・∀・)
今回はその辺の確認調査を行ってみました。
寒波によって一気に季節が進行?
まずは最近の動向から。
11月後半になって川の水温も低下。
リバーシーバスも終わりかな?と思っていましたが、今年は海水温が高いからか、汽水域ではまだシーバスが狙える事が分かりました。
そう感じていた矢先!
先週末には寒波の影響で夜の気温が3℃くらいにまで一気に低下。
真冬を思わせる気温が川にも影響したのか、週末の釣行ではショートバイトが1度とフッキングに持ち込んだものの針掛りが浅くてバラした魚のみ。
どうやら寒波で活性が落ちてしまったのかな?といった渋い印象でした。
でもっ!
ボ、ボウズじゃないから(震え声)
まだ秋を引きずっていると思っていた晩秋リバーですが、寒波で一気に冬になってしまったのかも?
と落胆していたタイミングで、今回、久々にまとまった雨が降りました。
これがどう影響するのか?
完全に冬になってリバーからシーバスの大部分が抜けるのか?
それとも増水パワーで持ち直すのか?
むしろ、こんな状況下にシャローに餌を食いにきている個体がいたとしたら、それは、、、
( ´艸`)ムフフ
めっちゃ気になる!
平日の深夜釣行を決行です!
降雨後の釣行
前日に降った雨は、降水量が一晩で30mmくらいでした。
大増水とはいきませんが、数十cm程度は水位が上がる降水量ではあります。
現地に着くと、超クリアだった水に少しだけ濁りが入っていました。
ワンチャンある?
下げの時間帯にキャスト開始。
絶対的エースのカゲロウ124Fを前回の釣行でロストしたので、同じようなレンジのラムタラ130からスタート!
コスケ110Fやハイスタンダード125もローテーションしながら1時間ほどキャストしますが反応無し。。。
しかし風が強いなあ。。。
風速5~10m位の流れとは逆方向の風が吹き抜けていて、イメージしていた感じの状況ではありませんでした。
これは想定外。
てか、これって、
北西風じゃん!
北西風が吹くと河口の活性があがるんですよね(^O^)
もうすぐ狙いの潮位になる時間帯でしたが、迷った挙句、河口域の様子を見に行く事にしました。
河口×北西風
河口域に着くと、当然こちらも暴風。
去年の12月も河口で北西風パターンを試していたのを思い出しました。
ルアーは26gと重量があって、風に強いコスケ130Fをセレクト。
このルアーが発売されたときは、北西風パターンにぴったりなスペックではないか!と歓喜したものです。
明暗にコスケを流し込みたいのですが、爆風でラインメンディングが難しく中々上手くいきません(^_^;)
何投かのチャレンジを経て、なんとか明暗付近をトレースできたその時、
ガッガッ!とナイスバイト!
またまた70cm台ですが、ナイスコンディション!
ポイント移動が功を奏しました(*^^)v
明暗で釣れたという事は、餌を求めていた高活性な個体なのかなーと。
つまり、この時期の雨もシーバスの活性を上げる要素になるのかもしれませんね!
その後1時間ほど続けましたが、残念ながらバイトはこの1匹だけでした。
おわりに:増水+北西風>水温低下
寒波によって本格的に冬になってシーバスが抜けてしまったと思われました河川ですが、降雨後の河口域で良型をキャッチすることができました!
平日の深夜に無理して出撃した甲斐がありました゚( ;∀;)
「水温の低下」というマイナス条件と、「増水」というプラス条件の両方の要素が絡むと思われるこの時期の降雨ですが、今回はプラス要素が優ったという感じなのかなと思います。
「北西風」が吹いたこともシーバスの活性を上げる一因になったのかも。
まあ、河口域なので、この時期なら魚が残ってるのが普通の可能性もありますが(^_^;)
しかし、この釣れるか釣れないかのギリギリの綱渡り感。
数釣りもいいですが、この1釣行に1匹キャッチできるかどうかの勝負が私は好きだな~と感じます(^O^)
ヒットルアー
使用タックル
- ロッド:アピア/グランデージSTD.93MH
- リール:ダイワ/17セオリー2510PE-H
- ライン:シマノ/ピットブル12-1.2号
- リーダー:フロロカーボン30Lb
- ルアー:ラムタラ130、コスケ110F、コスケ130Fなど
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