極寒の河川で逞しく生きるアフターシーバス

冬シーバス(12月~2月)
この記事は約3分で読めます。

にゃがともです。

前回の釣行でアフターシーバスが河川に戻ってきたのが分かったので、今宵も真冬の河川へ向かう事にした。

上げ潮の調査

前回の釣行では下げ潮で良い釣果が得られた事から、今回は上げ潮の調査を行ってみる。

一般的には上げの方が良いとされる冬の時期だが、数日前に大寒波が到来し、この日も深夜の気温は1℃程度。

雪解け水で川の水温もかなり低下しているはずなので、汽水域は厳しい戦いになるのではないかと予想したが、にゃがともの予想なんて何の当てにもならないだろう。

 

とある明暗部。

川の状況を観察すると、潮目が形成されていて悪くない雰囲気。

上げの流れが効いていて、緩い下げ潮と同じ感覚で明暗をドリフトで流す事ができた。

流れを感じながらミノーを流していき、魚のバイトポイントを探していく。

 

すると、10投ほどでバイトがでた。

これは残念ながらフックアウトしてしまったが、苦手な上げでバイトが取れただけでも嬉しい。

 

予想に反して魚の活性は高そうだ。

そして、バイトが出た付近を何度も丁寧に流して無事キャッチ。

サスケ120裂空

60cm 位のアフター。

 

かなりの低水温でも釣れる

相変わらず12㎝ミノーで反応が出た。

前回の釣行も含めて、いつもと変わらない攻め方で何本も釣っている事から、冬パターンとは??と少し混乱した。

 

一応、こっちの方が反応が良いかも?と10㎝以下の小型ミノーやシンペンを投入してみたが反応は無かった。

バイトゾーンが遠かったので、小型ミノーでは飛距離が足らなかったのかもしれない。

サスケ120裂空やハイスタンダード120Fなど、飛距離が出る12㎝ミノーの方が使いやすかった。

 

満潮に向かって次第に上げ圧が弱まり、上流への流れが無くなってくると、魚の反応が悪くなった。

上手く明暗へ送り込む事が出来なくなったからかもしれない。

それでも何とか、

ハイスタンダード120F。

70㎝とまあまあサイズを追加。

 

この時期に2釣行連続でマルチキャッチとは出来すぎな気もする。

 

そして、水に触れてみたところ、すこぶる冷たい。

先週は10℃だったが体感でも全然冷たい。

 

アナログ水温計で水温を測ってみると何と、

7℃

 

何かの間違いじゃないか?

と何度も水温計を水に浸けて計ってみたが、結果は変わらなかった。

そういえば川に浸かって1時間半ほど経つが、つま先の感覚が無くなっていた。

 

固定観念が魚を遠ざける

水温7度。

魚の居たポイントは恐らく海水の濃い場所だろうから、水温はもっと高いだろう。

しかし、少なくとも7度以下の冷たい淡水が入り込んでいる汽水域であることは間違いなかった。

 

今までのにゃがともの凝り固まった頭だと、こんな日は冷水を嫌がってシーバスは海に帰っている可能性が高いと思っていた。

しかし、そんな人間からは悪条件にみえる河川でもシーバスは逞しく生きていて、ルアーにバイトしてくる。

全てが今までの自分の冬のイメージと真逆だった。

 

今年はたまたま当たり年なのかもしれないが、思い込みや固定観念、あるいは少ない経験値から導き出した結論がいかに魚との距離を遠ざけているかを痛感した。

今年の冬は素晴らしい経験が出来た。

 

Vlogも良かったらどうぞ!

コメント