久しぶりのアジングに気を良くしたあたくし。
愛媛県は、初心者でも問題なく釣果を挙げられるくらい、アジの魚影が濃い恵まれた場所なんでしょうね!
ありがたや、ありがたや。
さて、大潮新月の常夜灯下でアジングを行った時に感じたことは、
潮通しの良い場所にいるアジに関して、
大潮の時はONとOFFがはっきり別れ、釣れるタイミング(地合い)はあるが潮の条件に規制されて短いのではないか。
ということ。
つまり、大潮下では潮が動き出したり、緩んだりするタイミングで地合いが起こり釣れやすいのでは?ということです。
これは、同じ場所でメバリングをしていても感じたことで、
「潮通しの良いところでは、大潮は釣れるが地合いが短い」
と感じています。
今回は、この状況を再現するべく、二日連続でほぼ同一条件下になる大潮の潮周りに同じ場所にエントリーすることにしました。
満潮からの下げを狙う
前日と同じく、新月の大潮周りの条件で、満潮から1時間後あたりの潮が効き始めるタイミングで常夜灯下にエントリーしました。
下図の①のポイントです。
今回も1.5gジグヘッドでクリア系ワームで始めます。
前日と同じく、明暗付近を8カウント前後で狙います。
何投かすると、コンッとアジのアタリが。
サイズも前日と同じ20cm以下ですが、どんなサイズでも上アゴに綺麗にフッキングすると嬉しいですね~。
その後も2~3投に1回アタリがあり、潮の効き始めの釣果は前日と状況は同じようです。
そして、10匹程釣りましたが、段々釣れなくなったので、やはり下げの潮が効き始めたタイミングが地合いのようでした。
前日の釣行では、その後、再び地合いが来ましたので、今回もそうなるかなと期待します。
しかし、今夜はちょっと状況が違い、7月の豪雨で海へ出たゴミが大量に流されてきました。
それは物凄いスピードでぐぉーっと。
見た感じでは秒速1mくらいありそうです。。。
ちょっと怖い。
潮の流芯が直接当たってるように感じ、これアジが留まれるのか?という速度になっています。
これが前日もあったのかは分かりませんが、この日に限ってはゴミが流れているため分かったようです。
この激流の中を探ってみるも、アジのバイトはありません。
これはアカン。。。
しばらく待っても状況は変わらないことから諦めて納竿としました。
同じ大潮でも
前日と同じく、大潮の満潮から下げを狙ってアジングを行いました。
思った通りに、潮が動き始めるタイミングで二日連続で釣れたことから、このタイミングは地合いになりやすいと感じました。
前日はここから釣れなくなり、その後再び地合いが訪れましたが、一方、この日はここからドンドン潮の流れが早くなって激流と化し、アジからの反応は無くなりました。
このポイントに付いていた20cm以下の遊泳力の無いアジ達は、もっと潮の緩い場所へ移動してしまったのかもしれません。
ということは、
「大潮は釣れるが地合いが短い」
という、この場所で私が感じた特徴は、
・大潮の時は、基本高活性で魚は釣れるが、流れが強くなりすぎると遊泳力の弱い魚は移動してしまう。
・そのため、アジにとって環境の良い条件が揃う時間帯が一瞬となり、地合いが短い。
ということで説明できるのかなと思いました。
これが正解か分かりませんが、いずれにしても、同じ大潮でも、全く状況は同じでなく、潮の状況で釣果は刻一刻と変わるのだなと感じ、奥深さを感じた釣行でした。
ロッド:ブルーカレント76/TZ
リール:18フリームス LT2000S
ライン:アーマードF+pro 0.3号
リーダー:フロロ6lb
ルアー:スイスイジグヘッド1.5号+アジリンガー、アジアダー
コメント
こんにちは!
私も全く同じ考えです。
もっと大きなフィールドで考えて
沖合に島があって、水道のようになっている磯場は往々にして潮が走ります。
そういった場所は潮が緩む瞬間が時合になりやすいです。
という事は小潮の日に適したポイント
という感じで捉えています。
あ、青物の話ですけど(汗)
ベイトは流れが強すぎると岸際につき、緩んだ瞬間に動き始めるので時合になるのでしょうね。加えて潮位が下がると干上がるポイントはブレイク下にベイトが行かざるを得ないので、余計時合がはっきりしているように思えます。
なのでそういう磯場は小潮の下げでいきます。
アジングはしないのでわかりませんが漁港内で流れのある場所でスロープ状の所があれば全く同じ事が言える気がします。
妄想なんですけどね(笑)
だってそれでもバンバン釣れるわけじゃないし(汗)
長々と失礼しました。
Nobさん。
Nobさんの経験と違っていないようで安心しました笑
私も、大潮時には地合いが短い場所で、小潮では地合いはないがダラダラと釣り続くといった経験をメバリングでしました。
なので、Nobさんと同じく、そういった潮の早い場所は小潮時のポイントだと思っています。
青物もベイトの動きに連動しているでしょうから、ベイト系のアジが活動的になる潮のタイミング(地合)に併せて、それを捕食する青物も同じように地合いが来るのでしょうね!
ベイトがシャローからブレイクへ移動する瞬間はやはり地合いとなりますし、河川や河口でのシーバスなんかでも同じシチュエーションがありますね。
私は、アジングやメバリングは個体数が多いだけに大型魚よりも再現性が高い釣りだと思っていて、自分の仮説に対する答えが出やすい釣りかなと思っています。そこが面白いと感じています。
そして、潮の状況などに併せて柔軟に場所を選定できるようになれば、いつでも安定した釣果を出すことも可能かもしれない、と期待しているのですが、やはり自然相手なのでそんなに単純でもないでしょうね(^_^;)