2018年3月現在のメインのロッドです。
定価26,000円
実売は2万円弱でしょうか。
エントリー~ミドルクラスのモデルとして評価の高いロッドです。
私もその使用感に満足しているロッドです。
発売されてしばらく経っていますので今更感もありますが、使ってみた感想を少し。
スペック
レングス・・・9.6フィート
重量・・・140g
ルアー重量・・・7-35g
テーパー・・・レギュラー(公表はされていないが恐らく)
ガイド・・・Kガイド(K-LHガイド)
バット部の補強・・・X45
免責・・・4000円
13年発売で5年が経過しています。
軽さも当時は軽い部類だったみたいですが、18年現在では同スペックで18ディアルーナが135gらしいので、5g負けていましました。
しかし、5年越しでディアルーナがラテオにやっと追いついたと考えるならば素晴らしいですね。
あと、免責が4000円というのも大手ならではの安さで大変助かります。
私も、一度不注意で折ってしまったことがあり、その際には大変助かりました。
巷での評価
- キャスタビリティが高い(キャストし易い)
- コストパフォーマンスに優れる(値段の割に高性能)
- クセがなく欠点も少ない
- モアザンにルックスが似ている
などなど。
結構評価は高いようです。
デザイン
黒ベースで金色の指色
私的には結構かっこいいと思います。
バットに今流行りのカーボンテープ巻き巻きはなし
バット部の写真ですが、今流行りの補強用のカーボンテープの巻き巻きのギラギラはありません。
ダイワのロッドはほとんどそうですよね。
私はあまり主張するデザインは好みではありませんので、このくらいシンプルな方が好きです。
モアザンに似ている
少し似ていますね(^_^;)
ラテオが値段よりも高級に見えるということでしょうか。
ダイワHPより
ラテオ
モアザン
実際の使用感
使い始めてもうすぐ1年になりますので、実釣で感じた使用感をまとめてみたいと思います。
感度
悪くはありませんが、当然ビンビンではありません。
しかし、シーバス釣りにおいては十分な感度を有していますし、特に不都合はない感度を持っています。
高感度を求めるならばモアザンなどのハイエンドロッドでしょうね。
バラシが少ない
私がこのロッドで最も素晴らしいと感じる点はこれです。
このロッドでシーバスを釣り上げていくうちにある事に気がつきました。
ほとんどバラシた記憶がない。
ルアーを弾くようなミスバイトはあっても、フッキングしてファイト中にフックアウトした記憶はほとんどありません。
このロッドを使用するまでは、何度かバイブレーションなどでバラシを経験し、非常に悔しい経験をした記憶もありますが、現在ではバラす恐怖は皆無になっており、魚とのやり取りに集中できています。
要因としては、ティップ~ベリーが柔らかくてしなやかなロッドに仕上がっているため、エラ洗いやヘッドシェイクに対するルアーの緩みに対して、ロッドが柔軟に追従してくれるお陰だと思います。
ドラグが中々出ない
ラテオが良く曲がるロッドなのは前述した通りですが、それによって魚の抵抗を吸収してくれます。
これは、特にティップからベリーの柔軟さによるものと思われます。
いわゆる、魚をいなすという状況ですね。
なので、魚の抵抗(引き)によってそろそろドラグが出そうだな、と思うような高負荷がかかるポイントでもドラグが追従しません。
もちろんドラグの設定にもよりますが、私の場合は、非常に感覚的ですが手で少しだけ力を入れれば出るくらいです(1kgくらい)。
自分的には緩めの設定にしているつもりです。
つまり、バット部も含めて全体に綺麗なカーブを描くことで、魚の抵抗を吸収してくれるロッドであり、ラインやリールの負荷を軽減してくれるのです。
体感では、魚のコンディションにはよりますが、PE1号で16ポンドリーダーならば、70㎝程度までならばドラグを出す必要はないと思われますし、比較的緩いドラグ設定にしてもドラグは出ていきません。
従って、よりライトなラインでの魚とのやりとりも可能となります。
パワーはそこそこ
ある程度の大きさの魚になると、バットに負荷が掛かり曲がることで復元力が働いている事が感じ取れます。
80㎝以上のランカーを何回か掛けましたが、パワー負けすることは無かったため、魚を寄せる事に関しても性能的に問題ないと感じます。
結論:バランスの良いエントリー~ミドルクラスモデル
ラテオは、必要十分なパワーがありながらも、バラシが少なく、しなやかなロッドに仕上がっている非常に良いロッドであると思います。
バラシが少ないというラテオが持つ性能は、
1匹を釣ることの重要性が高い初心者や、経験をさらに蓄積させる必要がある中級者にとっては、最も必要な要素です。
初心者やこれからさらにシーバスを数多く釣っていきたい中級者が釣りを楽しいと感じ、更に熱中していくためには、魚を釣り上げるという経験を蓄積させる事が必要不可欠です。
最初の1匹に中々出会えず、やっとアタリがあったと思ったら痛恨のバラし。。。
そして、またボウズの釣行が続く。。。
まさしく昔の私です(泣)
こんな釣りは誰も望んでいないでしょうし、これでは、シーバス釣りにハマりませんよね。
なので、バラシが少ないことは、エントリー~ミドルクラスのロッドとして最も要求される性能ではないかと思うのです。
ラテオはそんな入門者~中級者に適したロッドだと感じます。
こちらの記事もどうぞ↓
コメント