前回の釣行で川スズキを無事にゲットし、やや浮かれ気分でいた私。
良いイメージを持ったまま、今週も同じく川スズキを狙うべく中流域に出発しましたが、完膚なきまでに打ちのめされてしまいました。
やはり甘くはない。
この釣行を今後に生かすために、反省点とその改善点を考えてみました。
川スズキなめんじゃねーぞ。
河川中流域へ
24:00に到着。
先週よりも川の水量がやや減少しており、流れも少し緩くなっているかなといたコンディションでした。
先週は時間がなく、あまり広範囲を探ることができなかったのですが、今回は流芯、ヨレ、シャローなど、考えられる場所は一通り探ってみました。
時折、シーバスらしきボイルが単発で発生するため、今回もシーバスはいるようですが、結局バイトさせることはできません。
そろそろ辞めるか、、、
と思っている頃にボフッとボイルがあり、少し続けますが音沙汰もなくシーバスに弄ばれました(泣)
河川下流へ
3:00頃に淡水域を諦め、下流の汽水域へ下る事にしました。
ここは、河口から少し上流側のポイントで、自分の中では結構実績もあるポイントでもあります。
上げ潮が効いてきており、川の流れと上げ潮が拮抗した状態でほぼ流れがありません。
いつもは、流れを利用した釣りをしていますが、流れがないので、潮目などを重点的に探っていきます。
しかし、シーバスからのバイトはなく、ボイルも無い状態で結局朝マズメを迎えてしまします。
この時間になると、さらに上げ潮が効きだしており、流れは緩やかに上流へ向かっています。
夜の空けたタイミングで、トップウォーターやバイブレーションも試しますが結局ノーバイト。
釣行を開始して約5時間。心がポッキリ折れました。。。
もう疲れた。。。辛い。帰る。。。
反省点と改善点
結局、5時間ルアーを投げ倒しましたが、バイトは全くなく、心折れる釣行となってしまいました。
この敗戦を真摯に受け止め、反省点と改善点を考え、次に繋げなければなりません。
川スズキに最適な条件は?
河川中流域の反省点としては、シーバスはいるにはいるがバイトに持ち込めなかった事。
これに関しては、ドリフト一辺倒ではなく、他の攻め方も検討する必要があるかなと感じます。
自分の引出しの少なさに悲しくなってきます。
また、最も気になるのは、エントリーした時間帯が干潮だった点。
今回入ったポイントは、水位は変動はありませんが、潮位の影響が及ばないギリギリのポイントです。
このようなポイントには、上げ潮の「潮クサビ」に乗ってやってきたシーバスが、更に上流まで遡上して上がってくる可能性も否定できません。
したがって、満潮付近の方が魚影が濃かったり、活性の高い魚がいた可能性があると考えています。
また、シーバスが遡上するタイミングは「夜間の上げ潮」でないかと私は思っています。
ですから、今回のような夜間に干潮を迎える潮周りは、淡水域に遡上してくるシーバスのストック量を考えると、タイミング的にはあまり良くなかったかもしれません。
つまり、淡水シーバスを釣る最適な条件としては、満潮前後の時間帯で、かつ潮周りが夜間に満潮を迎えるタイミングであって、今回の釣行は正反対のタイミングであった可能性があります。
この仮定を確認するために、潮周りが逆転する翌週末に、満潮前後のタイミングで試してみようと思います。
上げ潮はどうやって釣るのか
河口から数km上流のポイントでは、完全に上げ潮に対応できなかったことが反省点。
このポイントは、私の中で最も実績のあるポイントですが、その釣果のほとんどが流れの出る「下げ潮」であり、川の流れと上げ潮の流れが拮抗した流れの無い状態ではほとんど実績がありません。
つまり、下げ潮には適したポイントだがその成功体験に囚われて、上げ潮の場合には釣れないポイントにも関わらず、気づかずに釣りをしてしまった可能性があります。
私は、上げ潮の釣りに関しては、どうやって釣れば良いのか正直わかりません(涙)
要は狙って釣るためのノウハウを持っていない状態です。
今までの経験で、ようやく気づき始めたことは、下げ潮で釣れたポイントでは釣れないという事。
しかし、シーバスは上げ潮に乗って遡上してくる、つまり、ベイトを求めて遡上しているはずですので、ベイトの溜まるポイントが最大の攻略ポイントだと感じます。
そよのうな場所を見つける必要があると感じました。
まとめ
今回の釣行では、淡水域と河口部周辺の上げ潮の2つのポイントに対応できず、完膚なきまでに打ちのめされてしまいました。
そして、もっと戦略を練って対応しないとシーバスには辿り着けないと感じました。
自分の技術が未熟なのも当然ですが、そのエリアでそのタイミングが本当に適切であったのかをもう一度考えさせてくれる機会になりした。
やはり、釣りではタイミングというのが重要で、どんな1級ポイントでもタイミングが悪ければ釣れません。
つまり、
釣果=ポイント+タイミング+技術
ということだと思いますので、もっと考えながら戦略を練っていく必要があると感じました。
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