特定の状況下のみで爆釣するタチウオを釣る!

その他の魚
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私の生活圏内である愛媛県におけるタチウオのイメージは、

 

昔はよく釣れた!

 

私が子供の頃は何処でも良く釣れていましたが、最近は数が確実に減っていますね。。

 

そして、もう一つの印象は、タチウオの時合というのは夕マズメと朝マズメがほとんどで、それも一瞬で終わるという感じです。

 

しかし、今回の釣行はこれらのイメージが完全に覆された釣行になりました。

 

タチウオが釣れてるってよ!

友人の話によると、2週間前にタチウオが爆釣したらしい。

 

私:「まぁ場所によってはそうなんだろうね。でも人だらけなんでしょ?」

と聞くと、

 

友人:「いや、人っ子ひとりいない」

と。

 

なに!?

 

大抵はタチウオが釣れ始めると、その情報が一気に広まって、防波堤が人で埋め尽くされるんですよね。

 

それが誰も居ない?

そんなパラダイスが存在するのか?と感じました。

 

それで状況を詳しく聞いてみると、

①基本は釣れなくて、夕まずめも全くダメ

②釣れるのはある特定の潮周りの期間のみ

③その潮周りにおいて、深夜の下げ潮の時間帯のみ延々とタチウオが釣り続く

との事。

 

なるほど、普通のタチウオ狙いは基本夕マズメに入りますから、そこでダメなら普通はそのポイントは見切る訳ですよね。

なので釣り人が居ないという事のようです。

 

夜中に爆る

本当は落ち鮎シーバスに行きたかったのですが、この日がその潮回りに入っているので行こうと誘われたので同行することにしました。

 

満潮から下げに入る時間帯である22:00に現地に到着。

 

やはり先行者は誰一人いません。

 

釣り方はキビナゴを餌にしたテンヤの引き釣りです。

 

シーバスタックルにラインはPE1.2号にリーダー20Lbで臨みます。

本当はPE0.6号あたりが飛距離も出せるし望ましいですが、このセッティングでも問題ありません。

 

そして一投目。

シャクってフォールを繰り返していると、

 

ガツッ!

 

とバイト!

残念ながらバラしましたが一投目から反応があります。

 

二投目にもガガッとバイト!

 

めっちゃおるやん!

 

3投目も連続でバイトがあり、ようやくフッキング!

 

サイズは指3本程ですが、誰も居ない漁港の片隅で爆釣の予感です(о´∀`о)

 

その後も、無限にバイトが続き、バラシたり乗らなかったりしながらも、順調に釣れ続きます。

 

これはまさしく、

爆釣ですっ!

 

きっと海の中はこんな感じに違いないw

 

 

餌のキビナゴは身が脆いため、連発する時は餌の交換が多いので手間ですね(^_^;)

他の餌の方が良かったかもしれません。

 

ヒットポイントは遠くだったり近くだったり時間帯で変わる感じでした。

 

フォール中のバイトが多く、食い上げるフワッとした違和感的バイトをフッキングするのが最高に楽しいですね(о´∀`о)

 

 

で、そこはやはりルアーマン。

ルアー投げたい病を発症し、シンペンとミノーを投げてみる。

しかし、魚の反応は悪く、餌の強さを体感する(^◇^;)

 

テンヤって餌の食わせとルアーのアクションを組み合わせた反則級の仕掛けだと思いますね。

 

そして、再びテンヤに戻すと、一投目でバイトが復活!

 

実は、この釣り場の背後は道路になっていて、週末という事もあり、たまに釣り人と思しき車が様子見で通ります。

 

しかし、皆んなゆっくりとスルーしていきます。

釣り人は我々二人だけでガラガラですし、こんな時間帯にタチウオが爆釣しているとは誰も思わないのでしょうね(*^^)v

 

結局、1キャストでほぼ1回は必ずバイトがあるという、とんでもない状態が2時間以上続き、

 

釣果は20本程という爆釣を経験する事ができました。

サイズは指2.5~3本程であまり大きなサイズはでませんでしたが。。。

 

まだまだ釣れ続く感じでしたが、翌朝から用事があり、十分に満喫したのでこの辺りで納竿することに。

 

おわりに

今回、普段自分が思っているパターンと全く異なる条件下でタチウオが爆釣しました。

 

潮周りが同じ2週前も同じように爆釣したらしいので、釣れた理由が何かありそうですが、その理由はよく分かりませんでした(^_^;)

捌いたタチウオの胃の中には、あまりベイトが入って無かったのでベイトも特定できずです。

 

しかし、今回の釣行で分かった事は、釣り人の想定外の時間帯に爆釣する事があるという事実。

つまり、「人間の固定観念ほど釣りに邪魔なものは無い」という事でしょうか。

 

コメント

  1. Nob より:

    これはすごく興味ありますね!!!!!
    なんでなんだ。。。
    でも多分。。。
    潮位なのかなぁというイメージは
    ありますねー。
    和歌山のとある港湾では干潮時にラッシュ入るとこがあって、昼間でも釣れるんすよ。
    なぜかって?
    浚渫した深場にタチウオが入って
    そのまま潮位が下がるんで
    釣り堀みたいになるという(笑)
    色んな事あるので釣りって面白いですよね。

    • Nobさん

      コメントありがとうございます!
      いや~、本当に分かんないんですよ(^_^;)
      潮が影響しているのは間違いないのでしょうけど、なぜそのタイミングなのか?地形も影響しているのか?近隣の場所はどうなのか?などなど。
      ベイトが入っている場所でもないですし、普通の釣り人では狙わないタイミングなんですよね。

      Nobさんのポイントのように昼間に釣れる場所もあるし、我々には考えつかない理由で釣れたりもするのでしょうね!
      まだまだ未開拓のパターンがありそうで奥が深いですね!