マッチザバイトという考え方【シーバスでもメバリングでも同じ?】

シーバス攻略

ここ10年ほど、釣り関連の書籍は雑誌でさえも全く読んでいませんでした。

若い頃、バスをやっていた頃には雑誌は読んでいましたが、メーカー広告のような記事も多くてあまり参考にならなかった記憶があります。

暇つぶしには良いのですけどね!

 

しかし、最近、ポツポツとですが釣りの本を読んでいます。

最近読んだ本はこれですね。

 

【大野ゆうき著:シーバス釣り超思考法】

 

この本では、内容の一部に「マッチザバイト」という概念について記載されていましたので、ちょっと興味があって購入してみました。

ネットでもマッチザバイトの意味について拾うこともできますが、この考え方を作った本人の言葉で確認してみたかったのです。

 

これについて、私の少ない経験から感じた事を記事にしてみます。

 

マッチザバイトという概念

本書に記されているマッチザバイトを構成する基本的な要素は、スピード、レンジ、アクションの3つとの事。

そして、これらの要素が状況にマッチした時に魚が口を使う、そして深いバイトが得られるという最も釣果に直結した概念が「マッチザバイト」という考え方です。

 

どれか一つでも状況に合っていなければショートバイトになってしまう。

このショートバイトを掛けようとするよりも、ショートバイトになっている原因を考え、スピード、レンジ、アクションを合わせて魚から深いバイト出せるように努力するべきだと。

 

つまり、ルアーのサイズやカラーを合わせる概念であるシーバス釣りにおいて王道的な「マッチザベイト」に囚われること無く、別の要素で魚が釣れる状況を作る事ができれば、それが正解という考えですね。

 

大野さんはマッチザベイトのルアーセレクトで釣れない経験をし、これから外れたルアーセレクトで釣れる事をたびたび経験することで、このマッチザバイトという概念に行き着いたようです。

この考えは、恐らく膨大な釣行データの積み重ねによって導き出された一つの答えだと思われますので大枠は外れている事はないのではと感じます。

 

メバリングに置き換えてみる

私は自分のシーバス釣りに置き換えた時、このマッチザバイトという概念がピンときませんでした。

なぜなら、自分のシーバス釣りでは、何がベイトなのかがよく分かっていない事もあるし釣れても一日にせいぜい1~2匹であるため、釣れた要素がマッチザバイトだったのかマッチザベイトだったのかすら判断できていない事が多いのです。

 

ですから、この概念を体感できるのは、ベイトが絞り込めてかつ数釣りが可能な地域のアングラーに限られるのではないかと思います。

 

しかし、そんなシーバスが釣れない私でも、別の釣りに例えると、このマッチザバイトという概念が少し分かったような気がしました。

 

それはズバリ

メバリング

です。

 

シーバス釣りでは一日1~2匹とかで、マッチザバイトかどうかも分からない。

しかし、一日で沢山の反応があるメバルに置き換えてみると、こういう事かな~となんとなく分かったような気がしました。

 

アミパターンでプラグを使うのはマッチザベイト?

メバリングの王道かつ主要パターンとして「アミパターン」があります。

そして、その際に良く使われるプラグがフローティングペンシルやシャローミノーです。

 

これらのルアーは「アミの塊」をイミテートしていると言われています。

つまりマッチザベイトの概念で使われている訳ですね。

 

しかし、これ、

本当にアミの塊に見えていると思いますか?

 

さらに、

これらのプラグは、アミパターンと小イカパターンの2つのパターンで使われる事が多いのです。

つまり、マッチザベイトとして考えたとき、同じルアーでありながらある時はアミに、またある時は小イカに見えているという事です。

 

同じ魚類ならともかく、全く異なる生物に見えるらしいのです。

そんな都合の良い話があるのかなと思います。

 

真実は魚に聞いてみないと分かりませんが、プラグがアミの群れだと信じているのはもしかしたら人間だけなのかもと感じますね。

 

マッチザバイトのほうがしっくりくる

アミパターン時のプラグの代表的な使い方を上げると、

・ペンシルの場合、チョンチョンとアクションさせてやり、潮の流れに乗せてドリフトさせてやるとバイトしてくる。

・ミノーの場合、プルプルっとリーリングしてやって、潮の流れに乗せてドリフトさせてやるとバイトしてくる。

 

といったパターンなのですが、いずれも、

アクションさせて魚にルアーを気づかせてやった後に、ふらふら~っと表層付近を潮に乗せて漂わせている時にバコッとバイトしてくる

という使い方なので、レンジが多少違うだけで基本的には同じ釣り方なんですよね。

 

このような使い方でアミパターンのメバルを釣る場合に必要な要素を考えてみた時、

・強いアクションは駄目で弱々しい波動が良い(アクション)

・常夜灯周りではアミが集まる表層付近をメバルが意識している(レンジ)

・浮遊するようにゆっくりと流されてくるように演出する(スピード)

 

このように、①弱々しい「アクション」、②表層近くの「レンジ」、③潮に流される程度のゆっくりとした「スピード」、というアミが餌として持っているであろう要素、すなわちマッチザバイトの3つの要素がプラグにはしっかりと入っているのですよね。

 

つまり、仮にルアーが視覚的にはアミに見えていなくても(マッチザベイトでなくても)、そのルアーには魚が釣れるマッチザバイトの要素がしっかりと詰まっていて、その結果メバルが口を使うと考えた方がしっくりくるし妥当ではないかと。

 

こう考えた時、マッチザバイトの考え方は納得できる論理だなと思ったのです。

 

○○を鵜呑みにするな

本書では「マッチザベイトを疑え」とも記されていました。

マッチザバイトの概念もここからスタートしたようです。

 

この「○○を疑え」というのは、仕事などの日常でも非常に大切だと感じますよね。

これは「○○を鵜呑みにするな」と言い換えれば分かりやすいかと思います。

「教科書を鵜呑みにするな」

「上司の言うことを鵜呑みにするな」

など。

 

私は自然を対象としたエンジニア職であることから、実際に現場で見たものと教科書の内容や上司が言っている事が乖離している事が多々あるので、日頃から痛感しています。

 

釣りも、「雑誌・ネットに書いている情報を鵜呑みにするな」と思います。

重要なのは、それが自分のフィールドで適用できる情報なのかどうか。

 

この本にしてもそうです。

凄腕の大野さんが言っているのだからと全てを鵜呑みにするのでは無くて、自分の経験と照らし合わせて納得できるものだけを取り入れていけば良いと思いますし、いろんな情報を実際に現場で確認して取捨選択する事が重要なのだろうなと思います。

 

おわりに

マッチザバイトとは、アクション、レンジ、スピードという3つの基本要素を状況に合わせることで、魚に口を使わせて深いバイトを得るという考え方。

これは、シーバスに限らずメバルにも適用できそうですし、ルアーフィッシング全体にも適用できる考え方な様な気がしました

 

と、そんな事を感じましたね。

今後のルアーセレクトの参考にしていきたいと思います。

 

最後に、

この本なのですが、基本的にシーバスを釣るための考え方が書かれており、大野さん開発のルアーやタックルなどの宣伝は一切ありません。

あくまで一人の多くの経験を持った凄腕アングラーの個人的な意見が述べられている内容なので、釣りの師匠がいない方や初心者の方には良書なのではと思いますよ!

最後までお読み頂きありがとうございます。

気軽にコメントもどうぞ~

 

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