有給休暇による平日釣行です。
前日、遂に春のシーバスをキャッチした私ですが、
もう一度河川の状況を確認したい!
河川で釣れた良型はたまたまだったのか、それとも4月のリバーはシーズナルパターンとして再現性があるのか。
この辺が気になる所です。
翌日は仕事ですが、こんなチャンスはないと思い釣行に出掛けました。
昼間に河川のチェック
休暇ということで明るい内から河川へ行き、ベイトなどのチェックをします。
最も気になっていたのは、稚鮎の存在。
前日に河川で釣れたシーバスは稚鮎を追っていたのか、それともボラ系なのか。
この辺りのベイトパターンを少しでも理解しておきたかった。
稚鮎は昼間に遡上する習性があり、夜間はシャローで休んでいる事が多い。
そして、流れに逆らって遡上する習性も考えると、上げ潮で遡上するのではなく、昼間の下げ潮時に遡上すると思われます。
この辺を考えながら、河川の流れがあるうちに下流から上流へ向けて数箇所のポイントを岸際や橋から見て回りますが、稚鮎の姿は確認できませんでした。
なので、稚鮎の遡上シーズンはもう少し先かのかもしれませんし、河川内に入っているシーバスのメインベイトも稚鮎では無いかもしれないなと感じました。
夕まずめ
夕まずめは満ち潮だったので河川には入らず、河口近くの漁港で竿を振ります。
しかし、何も起きず。
まぁ仕方無いですね。
メインは夜の下げ始めのリバーですから!
夜の河川で再現性を確認する
少し休憩をして、20時の満潮に合わせていよいよ本命の河川に入ります。
ポイントは再現性を確認するため、前日に良型シーバスをキャッチした場所。
まだ引き潮が効いていないため、流れが緩い。
周りを観察していると、恐らく15cm~20cm位のイナと思われる魚がちらほらジャンプしています。
なので、
やっぱり稚鮎じゃなくてボラ食べてんじゃないの?
と思い、まずはウェイクベイトのクロスウェイク111SSRをキャスト。
カタカタとラトル音を立てながら静かな水面に引き波を立てます。
すると、
ボシュッ!っといきなり出ました!
元気の良い魚で水面をドバババーッと大暴れ。
10mくらい近距離でヒットしたので、疲れさせるためにドラグを緩めて時間を掛けてランディング。
64センチのシーバス!
わずか数投での出来事でした!
体に斑点があるのでタイリクスズキですね!
どうやらシーバスがいる場所を見つけてしまったらしいです(´∀`)
ウェイクベイトに反応したという事は、やはりイナをベイトにしている可能性が高そう。
ならば12cmクラスのルアーにも問題なく反応するはず。
そう思い、コモモ125をスローにリトリーブしていると思惑通りバイト!
が、フッキングしたところでアワセ切れ。。。
メインラインが傷付いていたようです(;・∀・)
ノットを組み直してリスタート。
今度はコスケ110Fにバイトがありましたが、ショートバイトを乗せきれず。。。
悔しい(´;ω;`)
何やってんだ俺。
こんなに魚から反応がある事は滅多にないのに。
明日は仕事なので遅くまではできない。
そろそろ22時だし帰らなくては。。
でも、もう1本釣りたい。。。
と思いながら、流れの中にカゲロウ100Fを流していると、幸運にもヒット!
おっしゃー!
この魚も元気良く水面で暴れますが、焦らずゆっくりとやり取りをして無事ランディング。
前日と同じサイズの76cm。
頭が大きくコンディションも良かったので、ランカーいったか!?と思いましたが、それでも十分なサイズです(´∀`)
時間ぎりぎりでのキャッチ。
これほど嬉しいものはありませんね!
結局、2時間で4バイト2キャッチ(76cm、64cm)という結果になり、前日の釣行も含めて数多くの魚から反応を得られた釣行だったと思います。
二日連続で河川に釣行し、両日とも良型シーバスをキャッチできたことから、再現性も確認できました。
これは、私のホームエリアにおける春のシーズナルパターンの一つを掴んだと考えても良いのかもしれません。
色々な経験を糧にシーバスにたどり着く醍醐味
私が3月中旬から春シーバスを調査を始め、最終的にたどり着いたのが河川でした。
最初はシーズナルパターンを構築すべく、春のセオリーと言われるマイクロベイトに着目した釣りを河口で始めましたが、釣れるのはクロソイなどの外道ばかり。
河口での釣りを繰り返した後、フィッシュイーターが捕食しているのはハクなどのマイクロベイトでは無い事にようやく気付き、稚鮎やイナッコなどのベイトパターンを疑い始め、まだ早いと思っていた河川内に可能性を求めて入りました。
その結果、4月初旬に河川内で良型シーバスに出会う事ができ、さらに二日連続で釣行を行う事で再現性も確認できました。
そして、恐らく現在の河川のベイトは稚鮎ではなくイナ。
つまり、最終的に私がたどり着いた春のシーズナルパターンは、セオリーであるマイクロベイトではなく、河川内のイナパターンである可能性が高いと判断しています。
これらの一連の過程で感じた事は、
早春のシーズナルパターン=ハクや稚鮎などのマイクロベイトというインターネットの情報を鵜呑みにするのでは無く、実際に現地で体験した結果が全てという事です。
セオリーを疑い、自分で悩みながら考え、釣れなくても釣行を繰り返し、その先で釣れた魚。
釣った魚なんていうのはおこがましいですが、これは最高に嬉しいです。
釣行を繰り返しながら経験を積み重ね、自分なりの解答を導き出すという一連の過程に、釣りの醍醐味が詰まっていると思います!
今までの自分では捕れなかった魚に出会えたと思うので、達成感とともに少しだけ成長できた気がして嬉しい気持ちになりました!
使用タックル
- ロッド:ダイワ・レイジー90L
- リール:ダイワ・17セオリー2510PE-H
- ライン:よつあみ・アップグレードX8 1.0号
- リーダー:シーガー・フロロマイスター20Lb
- ルアー:クロスウェイク111SSR、コモモ125SF、カゲロウ100F など
コメント
おめでとうございます!
めちゃくちゃ価値の高い一本ですね!
私もベイトのついてるポイントを
見つけて今、
鰆を釣ってコメント書いてます(笑)
遡上ポイントであるなら梅雨までは
降雨の関係もありますが活きてくるポイントではないかと思います。
お互い春ラッシュ目指して頑張りましょう!
Nobさん
コメントありがとうございます!
いやー、まともなサイズは11月以来なので最高の気分でした(笑)
これからの季節の河川は稚鮎も絡んでくるはずなので、しばらくは河川を重点的に調査して魚の動向をチェックしてみようと思ってます。
ベイトを見つけて鰆ゲットされたんですね!
記事を楽しみにしています(´∀`)