メーターオーバーの超大型シーバス。
私もシーバスアングラーの端くれなので、いつかは釣ってみたいと思っていました。
でも、そんな大型のシーバスは夢みたいなもの。
簡単では無いことは分かっていましたし、まぁ一生で1匹出会えれば良いなーと漠然と思っていました。
ですが、この度、そんなメモリアルフィッシュを釣ることができましたー!
シーバスを本格的に始めて2年という経験の浅い私が、こんなにも早くメーターシーバスを釣ることが出来るとは夢にも思ってなかったので、この巡り合わせに感無量です(´;ω;`)
潮が悪い中シーバス調査へ
この日は小潮で、釣行のできる時間帯が上げ潮だったこともあり厳しいかなと思っていました。
23時に釣行開始。
何箇所かめぼしいポイントに入り、流れのヨレでカゲロウ100Fで1匹掛けましたがバラシ。。。
その後もクロスウェイク111Fやパンチライン80なども使用して、色んなレンジを探ってみるもノーバイト。
シーバスの捕食音が断続的にありましたが、対岸のテトラなどに追い込んで捕食しているようで、対処が難しく魚を掛けられませんでした(;・∀・)
ボウズも覚悟した先の逆転劇
釣行開始から4時間が経過した夜中の3時頃。
段々とノーフィッシュの雰囲気が漂ってきました(;・∀・)
最後のポイントに入る。
このポイントは流れが対岸に寄っているので、流芯へキャストするために遠投したい。
なので、ロッドをアーリープラス92XMLからアーリーフォーサーフ105MHに持ち替える事にしました。
ルアーは、このロッドを使うとぶっ飛んでくれる相性抜群のカゲロウ124Fを選択。
いや、このルアーを遠投したいが為にアーリー105を投入したようなものです。
最初に流れ込みを狙うも反応が無いので、本命の流芯の流れの中をウェーディングで狙います。
流芯は下流への流れが緩く出ていました。
カゲロウ124Fをフルキャストして流れの中をドリフトさせる。
イメージとしては、下流側が瀬になるような流れが急変するポイント、つまり瀬頭に着いているシーバスにルアーを送り込む感覚です。
そして、5投くらいしたところでバイトが!
フッキングをすると、
ゴッゴッゴン!
今まで経験した事のないパワーのヘッドシェイク!
ええっ!!!?
これが個人的にかなり衝撃的でした。
シーバスじゃない?
でもそんな魚が川にいるの?
デカ鯉?
と思っていると
ズバババー!
うおおぉぉぉ!
エラを洗っておられる!!
間違いなくデカい。
でも暗いし遠いしサイズ感がよく分からない。。。
そして、強めのロッドに合わせて締めたはずのドラグが引き出されます。
この後も、数回のエラ洗いと抵抗を見せますが、それでも未体験の感覚なのでシーバスだと確証が持てません。
アカメ?
いやいや、このエリアに居るはずがない。
ようやく相手も消耗したようで、エラ洗いはしなくなりましたが、寄せるのがとにかく重い!
流木でも引っ張っているような感覚でゆっくりと寄せていきます。
そして、近くまで寄せてきたので、我慢できずにライトを照らしてみると、
そこには今まで見たことの無い長さのシーバスの姿が!
ヤバイのきてる。
自己記録更新は間違いない。
でも焦っちゃダメ!
と自分に言い聞かせ、魚が反転すれば暴れさせないようにドラグを緩めて泳がせ、慎重にランディングを試みます。
ファイト時間は体感で5分~10分くらいだったでしょうか。
そして、
獲ったー!!!
デカイ!
太い!
なんじゃこりゃ~!?
124㎜のカゲロウが小さく見えます(;・∀・)
体高もヤバイ!
ブリブリに太ってる!
そして傷一つない美しい魚体!
モンスターやん!
震えながら写真を撮り、メジャーで計測すると、
102cmのタイリクスズキ。
重量は測れなかったのですがとにかく重い。
10kg前後はあったのではないでしょうか。
マジか。
メーターいってるやん。
こんな事が自分に起きんのか。
80cmのランカーと比べてみると、どれだけ大きいか分かると思います。
でかすぎ(笑)
デカいと思っていたランカーが子供に見えます(;・∀・)
流石に震えました。。。
めちゃくちゃ嬉しい!
今回、素晴らしい経験をさせてくれたカゲロウ124Fですが、フックはリヤフックが1本折れ、フロントフックは伸びていました。
このサイズを獲るにはフックは#4でもギリギリという事ですかね(;・∀・)
ドラグガチガチなら無理だったかもしれません。
ルアー開発者の久保田剛之さんがメーターオーバーをキャッチする動画があまりにも有名ですが、まさか自分もキャッチできるなんて。
ダーターカップを採用したイレギュラーアクションのお陰か、ビッグワンを狂わす何かがあるルアーなのだと思います。
そして、このメモリアルな魚ですが、
持って帰ろうか、
娘の身長とほぼ同じ長さだし一緒に写真撮りたいな~、
と迷いましたが、愛おしく感じたのでリリースしました(笑)
釣れてくれただけでもう十分です!
(そもそもまな板に乗らないw)
ありがとう!
何かに導かれたような気がする
今回、102cmのシーバスを釣ることができました!
流石に身も心も震えましたし、めちゃくちゃ嬉しい!
もう奇跡的としか言いようがありませんし、
釣りは何が起きてもおかしくないのだと改めて感じました。
今思えば、偶然が重なったというか何というか、不思議な感覚なんです。
いつもの私なら、アーリープラス92XMLにフックが#6くらいの小さめのルアーでやっていたと思います。
もし、このいつものセッティングで今回も臨んでいたら、仮に魚が掛かったとしても、ロッドはのされフックは曲げられ何もできずに終わっていたかもしれません。
それが今回、たまたまアーリー105にカゲロウ124Fというランカー仕様の強いセッティングだったんです。
もちろん、釣行前からこのポイントに限ってはアーリーフォーサーフ105MHとカゲロウ124Fでいくとイメージして臨んだのですが、このタックルをこのポイントに今回初めて導入してみた所に、まさかのサイズ!
なので、ポイント、ロッド、ルアー、全ての選択が何かに導かれたような不思議な感覚があるんです。
一生のうち1匹出会えるか否かのサイズの魚。
私にこの魚を釣らせてくれたのは、カゲロウ124Fの釣獲力×アーリーフォーサーフ105MHの粘り強さがあったこそだと思うので本当に感謝しかありません!
最後に、この釣果を速報としてtwitter等にアップをしたところ、沢山の方々からの反応や祝福の言葉を頂きました。
ありがとうございました!
震えた(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
102センチのタイリクスズキ!
ヒットルアー/カゲロウ124F
久保田教に入信します! pic.twitter.com/AXYlhL5v6M— にゃがとも@釣りと音楽 (@nyaga_fishmusic) July 26, 2019
【2019.8.1追記】
ヒットルアー(カゲロウ124F)の開発者である久保田剛之さんに、今回の釣果をブログで紹介していただきました!
本当にありがとうございました!
使用タックル
- ロッド:ヤマガブランクス/アーリーフォーサーフ105MH
- リール:ダイワ/14カルディア3000
- ライン:デュエル/スーパーエックスワイヤー8 1.2号
- リーダー:シーガー/フロロマイスター20Lb
- ルアー:カゲロウ124F、カゲロウ100F、パンチライン80 など
コメント
本当におめでとうございます!
一生釣れない方が多いと
思うほどのサカナですね!
自分もこのサカナをきっかけに
未だ行った事のない離島地域への釣行を決めました!
今年の秋〜冬にかけて
チャレンジを続けていきたいと
思います!
本当におめでとう!
Nobさん
ありがとうございます!
Nobさんをはじめとした様々な方から刺激を受け、釣れない時でもモチベーションを保ってポイントに通った結果のご褒美だと思います!
離島ですか!九州ですかね?
夢のある世界ですね!
Nobさんのチャレンジ精神・行動力は素晴らしいと思います!